ガレージの片隅 カバーを被ったマシン そろそろ 時が来たぜ 呼び起こすぜ… イグニッションにKeyを差し込む Keyをヒネる セルでエンジンをかける オレのこだわりの 一台なんだ お前の所まで 行くよ このマシンで行くよ 空冷四発で行くよ こんな調子だから 女…

遠ざかる お前の後ろ姿 オレを嫌いって 言っていた お前のこと 何で どうして 涙を… どうしてさ 涙を見せるの…？ 駄目な アンタだから カラッポのアンタだか ら ピッタリなんじゃない…？ 私の涙は、開放されたからよ アンタの困った 顔は要らない… 優しく微…

オレの記憶から お前の声が消えてゆく 記憶の中から お前の影面も消えてゆく… 悲しい 現実 抱きしめて 涙声でかたる 言葉なんて 要らない 笑顔の日々じゃないけど お前の涙には、キスも出来ない 抱き寄せるのが 精一杯なんだ… 何もなくて ゴメンな 気の利い…

朝の始まりは、コーヒーで始まる 茶色のマグカップ 温かいブラックコーヒー トースト二枚 コーヒーは、三杯 今日の始まり コーヒーで決まる… 近頃は、飲みに行かなくなったなぁ などと 思い起こしてみる 笑いもあれば 涙もある こんな 一日のはじまりに…

金が無かった 腹が、減っていた 何となく 働く事にした 仕事は、軽作業で お昼の弁当が旨い ひと月も働いていない 封筒には 僅かな金 生き返った 気分だった 早速、牛丼屋へGO 大盛り丼二杯… しばらくの間は、ここで 働くか…

転がり落ちては、這い上がる人生 バカにしちゃイケないね 生きることさ… 死ぬ思いで バイクを買った… しかし 自分の思惑とかけ離れていた 攻撃的な、バイクより ぽよ〜んとしたのが欲 しかったんだ まるで 衝動買い… 情けない 後悔している 涙が出るよ 何と…

ボクは、ラジオが友だちなんだ テレビは、見ない いや 家には無いのは… 見る気無いし あまり魅力を感じない 時には、小説を読んだりね… 何か ボーッと過ごしてるよ いいでしょ…？ 仕事かい？ 行ってるよ… ボクは、バイクに乗っている 嫌う人も多い… だから …

また 少しすれば 朝日が昇る… 悲しいばかりの 日々が明けてゆく 闇の中に 光が差して 全てが始まる… ほんの僅かの光でも 構いやしない 夢を見るように 明日を受け入れられたら 悲しい思いもないのに どれだけ 明日に裏切られればいいのか…？ だから 信じるこ…