ZAZIE’s diary

感じたコトをかいてます。落書きです。

   時が止まっている

 あの時、彼女は 確かに涙声だった

何も意地悪もしていないし 何の意味だったの

いつも強気の彼女 いつも男勝りの彼女…

少し涙脆い彼女 優しい瞳の彼女

 彼女とは、バイクを通じて知りあった

ボクが、カワサキ 彼女が ヤマハ

二人とも大型二輪は、欲しかった 諦めていたふたりでツーリング 遠出をするコトもある…

 彼女の実家に 連れて行かれる 決まって

彼女のお父さんが 一杯飲めから 始まる

お父さんが 酔いつぶれて寝ていると…

彼女が現れて 抱いてと言う

ボクは、彼女にしゃぶり付いた 堪らない…

彼女のお父さんの隣で 彼女を抱いている

 彼女のくぐもった声が 興奮を誘う…

いつの間にか 泣き声に変わっていた

朝がきた頃 彼女が目を覚ます…

お父さんは、朝の散歩だと言う

キッチンに立つ彼女をキツく抱きしめた

抱きしめることしか出来なかった…

大切な君へ…